東洋医学では自然の法則を大切にします。漢方も同様です。お体の状態を伺い、病気の根を探し出し、それらを駆逐する薬を見つけます。この手法は『根本治療』と言われます。特に、慢性病や難治のご病気にとても有効です。
通常、木の根は目に見えない地下にありますが、当方では特殊な技術を用いて、目に見えない病気の根を見つけます。そして病気の根を治す治療を行いますので、その根から引き起こされた症状（病気の葉や花）は、徐々に改善していきます。
患部の状態（気）の強さや、陰陽、どの臓腑経絡に属する反応であるか糸練功で確認します。
現在、殆どの医師・薬剤師は病名で漢方薬を選びます。風邪・肩こりだから葛根湯、鼻水だから小青龍湯、メマイ・メニエールだから五苓散というように。これは病名漢方と言われる西洋医学の手法になります。軽症なら治ることもありますが、『体質改善』が必要になるほどの慢性病ではそうはいきません。間違った治療（→誤治）を続けていると、病がこじれて治り難くなります（→壊病）。
● 漢方相談（健康相談）は予約制です。
ご予約なく来店されますと、ご予約の方が終わるまでお待ち頂くことになりますので、是非ご協力をお願いします。慎重にお体に合ったお薬を選んでいますので、初めてのご相談では、1時間ほどのお時間を頂いております。
お電話か『お問い合わせ』より「お名前」と「希望の日時」「どのようなご病気でお困りなのか」をお伝え下さい。
電話番号は 0854-52-9300 です。
※ 遠方の方のご相談・・・当店は島根県の山中にあります。当店まで足を運ぶことがかなわない方は、まずはお電話かお問い合わせよりご相談下さい。店頭に来られない方でも、当方の問診票・心体対応図に病状を書き込んで頂くだけで、かなりの的中率をもって治療に当たることが可能です。店頭に来られない方でも良くなるのが当店の特徴です。
漢方相談の流れ
1） 『漢方問診票』と『心体対応図』への記入
お体の状態、病歴、副作用歴などを『漢方問診票』へご記入頂きます。また必要がある方には『心体対応図』にも記入して頂きます。これは一つ一つの絵が、心と体、病気に対応しています。特殊な方法で確認します。
『心体対応図』これにより大まかに病態を把握します。
2） 客観的な病態の確認
ご記入頂いた問診票に加え、舌の状態、脈の状態、その他身体的な情報を客観的に確認し、これらで得られた情報をもとに、ご病状の『証ショウ』を明らかにします。
３） 治療薬の提案
『証』決定後は、対応するお薬をご提案します。お薬には、主にエキス剤（粉薬）、丸薬、煎じ薬の3つの剤形がございます。特に煎じ薬は煎じる手間もありますが、これらの中では一番早く効果を実感出来ます。また、市販のエキス剤では効果が得られなかった場合や、粉薬として販売されていないお薬を作る場合にも適しています。
４） サポートサービス
漢方薬は安全だと言われていますが、副作用が全くない訳ではありません。ある調査によりますと約３％の方に副作用は起こっています。またそのほとんどが１週間以内に起こっています。主な症状は下痢や便秘などの消化器症状と湿疹などの皮膚症状がほとんどです。２週間後以降に起こる場合もありますが、それはマレで、病気の証が途中で変わったためにそれまで飲んでいた薬が合わなくなったものだと思われます。
当店でおすすめした漢方薬を試してみて、運悪く下痢や胃痛、湿疹などが出てしまい続けられなくなった場合は、どうぞ気兼ねなくお申し出下さい。改めてお体の状態を確認し、必要があれば別のものに無料で交換致します。
５）漢方薬のパック詰めサービス
近年は、お忙しい方や高齢の方からの相談が増えております。特に高齢の方では火の管理もままならないとのことで、こちらで煎じてもらいたい、との相談を頂きます。毎日の煎じる手間（煎じ時間４０分、臭い、土瓶の設置、洗浄、ガス代、火の管理、出先で飲めない）などを考え、当方でパック詰めが出来る機械を導入しました。煎じる手間でお困りでしたら、どうぞお申し出下さい。パック詰め作業には2時間～2時間半ほど掛かりますので、前もって希望の旨をお伝え下さい。費用は2週間分までが1000円、以降は1週間増えるごとに500円が追加になります。
● メール相談・電話相談でのお願い。
皮膚病や関節の腫れなど患部の病変が明らかに分かる場合は、その部位の写真を『お問い合わせ』のページにある『ファイルを選択』に添付してお送り下さい。より正確に判断することが出来ます。２営業日以内に当方の見解をお知らせ致します。
もし、漢方薬やお灸などの購入意思がある場合は、『代引き』または『銀行振り込み』でのお支払いをお願い致します。(※ 現在はネットでのクレジット決済は行っておりません。クレジット決済が可能なのは店頭のみです。)
