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薬を体に合わせるために。

経験から、店頭まで来られる方であっても、遠方からのメール相談の方であっても、初回の投薬で治ってしまう方もいれば、少しづつ良くなる方、2か月たったころから急によくなってくる方もいて治り方は一定ではありません。
後者であった場合は忍耐を強いることになります。
漢方薬は決まった生薬の分量で作られていますが、それだけで体に合う方は7割ぐらいです。全員が同じ体ではありませんので合わない方が一定数現れます。それらの方には、新たに生薬や処方を足したり引いたりして、その方にあったお薬を作り上げる必要があります。作り上げるためには、服薬後に体の反応を当方に伝えて頂くことが大切になります。便秘をするならお通じの薬を追加します。胃がもたれるなら胃の動きをよくするお薬を追加します。午前と午後で処方が変わる方もいて、なかなか一筋縄に行かないことを経験することがあります。
残念ながら、この処方で治ると思った方でも、予想に反して胃が痛くなったり蕁麻疹が起こった方もいらっしゃいますが、処方を少し変えるだけでこれらの症状は治まります。『この少し』を事前に知ることが出来れば良いのですが、これがなかなか難しいのです。実際に口に入れてみないと分からないこともあります。
結論として、やはりあきらめず、うまくいくまで何度も連絡を入れてくれた方のほうがよく治ります。
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